ヒヤリ・ハット事例検索


◆福祉用具の安全な利用を推進するための調査研究事業とは

福祉用具の事故等に関する取り組みについて、重症事故については、消費生活用製品安全法に基づき、重大製品事故情報として消費者庁から公表されています。
また、独立行政法人製品評価技術基盤機構(Nite)では、事故分析を行い、事故の原因が「製品に起因する場合」には、当該メーカーや業界団体へ対策を求めるとともに、製品の品質や性能、安全性を高めるための試験方法を定めたJIS規格の見直し等に反映させています。
しかし、これまでの事故報告を見ると、利用者による誤使用や不注意、さらには利用者と用具や使用環境の不適合から生じた事故等が全体の約6割を占めているところであり、こうした「製品に起因しない事故」や「ヒヤリ・ハット情報(危険な使い方や使用者の状態や使用する環境から事故を引き起こす恐れがある内容等を含む。)等」を収集し、その要因の分析を行い、再発防止に資する情報を提供することが重要です。
「福祉用具の安全な利用を推進するための調査研究事業」は、このような情報等を収集し、「使用する人」・「用具の使われ方」・「使われる環境」等に着目した要因の分析を行い、その結果を事例情報として加工し、利用者及び家族、訪問介護員や介護施設職員等に対し、インターネットを通じて、適切かつ迅速に情報提供する事業です。